山々の美しい紅葉がニュースで流れ、移り変わる季節を感じます。しかし、今年の東京 の天候は、9 月は1か月間毎日雨、10 月は真夏日が続いていましたが台風が秋を連れて 来てくれました。今月は晩秋を楽しみたいです。
日々責任あるお立場を任されていらっしゃる方、ご家族のこと、ご自分のことで心配事 がある方、お疲れではありませんか? 本当は疲れているのに「未だ大丈夫!」と頑張り 過ぎていませんか?「頑張るのは当たり前!」と、ご自分を大切にすることを後回しにし てはいませんか? 今月のレターは、私たちに必要な「7 つの休息」を、愛を込めてお送りいたします。 Saundra Dalton-Smith 医学博士は、「休息」には複数の種類があるとおっしゃって います。「疲れたら眠る」で、心身が回復しない方は、消耗している場所が他にあるとい うことです。今月は「勤労感謝の月」とし、ご自分に必要な「休息」の箇所を見つけ、心 身を枯渇させないようにしましょう。
~7つの休息~
1.身体的な休息(Physical Rest) —身体にかかっていた力を少し抜くための時間 例えば、睡眠をとる、横になる、ストレッチをする、ゆっくり呼吸する等の時間です。 毎日忙しいと、身体の緊張に気づかないまま一日を過ごしてしまいます。先ずは、身体が どのような状態にあるのかに気づきましょう。
2.感情的な休息(Emotional Rest) —「大丈夫なふり」を一旦止めるための時間 周囲に合わせるために、自分の感情を抑えたり取り繕ったりしていませんか? 時々、「今、自分は何を感じているのだろう」と言葉に出してみましょう。感情を無く すのではなく、本当の自分の感情を認めます。その余白があることで、次に自分がどうす るかを選びやすくなります。
3.創造的な休息(Creative Rest) — 思考の合間の余白の時間 ずっと目の前の課題を処理し続けていると、新しい発想が生まれる余白が少なくなって いきます。窓の外をボーッと見る。落書きをする。目的を決めずに少し歩く・・等、思考 の合間に余白を創ります。そんな時間が、好奇心や創造性を取り戻すきっかけになります。
4.感覚的な休息(Sensory Rest) — 感覚を休ませる時間 私たちは一日の中で、想像以上に多くの刺激(画面、通知、音、光)にさらされてい ます。SNS から少し離れる、パソコンの電源を切り、目を閉じてみる。これも休息の一 つです。全ての刺激に反応し続けなくてもいい時間が必要です。
5.頭の休息(Mental Rest)— 脳を休ませる 考える、計画する、判断する、問題を解決する・・・。こうした活動を続けていれば、 頭も疲れていきます。散歩する、ぼんやりする時間をつくる。 考え続けることを止めた時、ほんの少し立ち止まる時間をもつと、かえって頭の中が整 理されることがあります。スポーツで使うタイムアウトですね。
6.人間関係の休息(Social Rest) — 1 人になる時間 人間関係、人と過ごすこと、そのものが問題なのではありません。周囲に合わせたり、 「こう振る舞わなければ」と無理をしたりすることで、エネルギーを使っている場合があ ります。自然体でいられる人と過ごしたり、時には1人になることも大切です。
7.魂の休息(Spiritual Rest ) — 私たちが前に進み続けるために必要な休息 大切なことや、つながりに立ち返る休息です。自分が大切にしたいこと、今の時間やエ ネルギーの使い方を確かめてみましょう。忙しくなる程、目の前のTo Do をこなすこと に意識が向きます。そんな時は、少し立ち止まって問いかけてみましょう。「今、自分に とって本当に大切なことは何だろう?」特別な答えを見つける必要はありません。
いかがですか?「今の自分に足りていない休息」を見つけられましたか? 「疲れている」は、今の自分の状態を知らせてくれる「データ」でもありますね。 ・身体が疲れていないか? ・考え続けて頭が疲れていないか? ・感情を抑え続けていないか? ・人との関わりの中で無理をしていないか?
厳しいトレーニング中のアスリートも、子育てに疲れているパパ・ママも、働き過ぎの ビジネスパーソンも、「7つの休息」は、最適な状態で毎日を過ごすための新習慣とし、活用したいですね。
今の自分の状態に気づき、次にどう動くかを選ぶための時間、忙しい時ほど、忙しい人 ほど、ほんの少し立ち止まる。その小さな余白が、次のEngage とActivate を変えてい くかもしれません。平和でゆたかな11 月をお過ごしください。
LOVE
2026 年11 月1 日
※ Six Seconds Global に掲載された記事を、Six Seconds Japan のEQ article 向け に抄訳・編集されたものを参考にさせていただいております。
原文:No Rest for the Weary:Why Cultivating Rest Is an Art and a Science

