小学生の頃、夏休みの早朝は、眠い目をこすりながら、町内の公園や広場で行われている、ラジオ体操に行ったものです。出席カードにスタンプが押され、夏休みが終わる頃には参加賞や皆勤賞などの景品がもらえた想い出があります。
 
 我が家の近くの公園では、1年中、毎朝6時30分から、ラジオ体操が行われています。日曜日に時々参加し、音楽に合わせ身体を動かしています。
 一緒に体操をしている方々の中に、ひと際、正確にテンポよく体操をしている方がいまして、思わず「ラジオ体操、素晴らしくお上手ですね」と声をかけましたら、「ラジオ体操の資格をもっています」と言われ、びっくり!「ラジオ体操の資格?・・」そこから話が弾み、数名とモーニングコーヒーを飲みにカフェへ。
 彼女はMさんと言います。何と「ラジオ体操」の指導者・伝道者でした。やっぱり!
Mさんのラジオ体操は、上手を飛び越えて、ウルトラ素晴らしいのです。Mさんは、参加者にラジオ体操を指導している訳ではありませんが、彼女の周りには、人が自然と集まっています。リーダーはこうありたいものです。

 コーヒーを飲みながら、Mさんから沢山お話をお聞きしました。
彼女曰く、「ラジオ体操を長年続けている人ほど、自己流になっていたり、なんとなく身体を動かしている人が多く、それでは、“ラジオ体操の本来の威力”が眠ったままの状態で、もったいない!」・・耳が痛い!
 例えば、「手の平を上向きにしたり、下向きにしたり」「腕を振ったり、回したりする時は、身体の真横を通す」等のコツを意識して動かすだけで、身体は見違えるように反応するとのこと。
 子供の頃から親しんできた「ラジオ体操」は、正しく行うことで全身400以上の筋肉を使い、姿勢改善や体力維持、健康増進に役立っていることが、科学的に実証されている“すごい体操”だっだのです。道具もいらず、短時間でできる、お金がかからない、続けるほどに体が変わっていく「ラジオ体操」——。

 Mさんは、私達にラジオ体操を指導する気満々で、「それでは、早速ラジオ体操の“本当の力”を引き出せるよう、正しい動きを練習しましょう!」と、公園に戻り、ポイントレッスンをしました。短時間なのに汗だく、翌日はしっかりあちこち筋肉痛になりました。
 ラジオ体操は短時間(3分間)で全身を動かすよう設計されており、忙しい朝や休憩時間でも取り入れやすく、毎日習慣として継続しやすいように工夫されています。
 特別な人のための運動ではなく、年齢や体力を問わず、誰もが自分の身体と向き合いながら続けられるのがラジオ体操です。 更に、ラジオ体操には目的があり、☆ラジオ体操第一(3,30秒)の目的は「体ほぐし」→13種類の動作を通して全身を効率的に動かす。☆ラジオ体操第二(3,30秒)の目的は「動きづくり」→第一よりややテンポを速くする。第一体操、第二体操は、2つやらなくても、どちらか一つをしっかりやればよく、2つやれば、尚よし、朝晩やれば、尚尚よし。・・とのことです。

 ラジオ体操を習慣にしている人は、体内年齢、肺年齢、血管年齢、等が実年齢より若く、骨密度も高い傾向にあり、更に敏捷性やバランス、持続力の向上が確認され、認知症発症リスクも低下すると、報告されているそうです。スポーツ音痴の私には、ラジオ体操は今後健康に生活していくための必須科目と分かりました。

 何事もそうですが、基本を正しく身に着け、それを実行・継続している人には、必ず素晴らしいギフトが届くのですね。
 
 早速、「ラジオ体操公認指導者」の資格を調べてみました、資格認定の種別は、①「1級ラジオ体操指導士」②「2級ラジオ体操指導士」③「ラジオ体操指導員」の3種類があり、それぞれの基準で認定があります。当社スタッフ達と先ずは、一番簡単な資格から挑戦しようと話しています。

 私たちはいつから、誰から、ラジオ体操を学んだのでしょう? 多分小学校1年生の体育の時間だと思いますが、日本では子供から高齢者まで、♬ラジオ体操の音楽♬がかかれば、み~んな身体が動き出します。「ラジオ体操」凄いです!
 
 人生100年時代、元気にキャリアを形成していくには、健康でなくてはなりません。みんなが知っているラジオ体操をもう一度学び直し、「本当のラジオ体操」で健康づくりに力を入れたいです。これこそ「リカレント教育」です。
 国内におけるラジオ体操の認知度は、国民的文化と言えるほど、高い水準にあり、世界的にみても非常に珍しい文化現象であると思います。
調べましたところ、ラジオ体操は1928年(昭和3)11月1日から放送が開始されました。もう直ぐ100年です。
 ユネスコ無形文化遺産に「ラジオ体操」が登録されてもよいのではないでしょうか?!強く推したいです。
 
 酷暑の8月は「ラジオ体操」で筋肉を落とさず、夏バテをしないようにお肉を食べて、元気に乗り切りましょう! 水分補給も忘れずに! 

LOVE

7月7日七夕