新緑が美しい季節となりました。
新人研修を担当なさったインストラクターの皆様は、大変お疲れ様でした。
新人研修は、エネルギーが必要ですが、新人の成長の瞬間に立ち会える喜びがあり、その変化をまぢかで感じとることができます。また、新人の素朴な疑問に向かい合う中で、「当たり前」と思っていたことを見直す機会にもなり、教える側にとっても学びの場になります。
新人研修の本質は「育てる」というよりも「成長を支える」こと。その関わりの中で、インストラクターも成長していくところが、仕事の魅力ですね。何より、新人研修のやりがいは、単なる「教える仕事」を超え、人と組織の未来をつくる実感にあります。
ゴールデンウィークは、今後に向けて大いにリフレッシュなさってください。
さて、5月は季節的、行事的、人の心理的にも、バランスがよく多くの人々が、“心に余裕が出てきた”と、感じる時期でもあります。
一方で「思うようにいかない」「自分の思っていたことと違う」「自分には向いていないのではないか」等と、戸惑いや不安を抱きやすくなる頃でもあります。
職場の環境や人間関係に慣れてくると、自分自身を冷静に見つめることができるようになり、小さな「壁」に直面することがあります。それは、決して特別なことではなく、前に進もうとしている証でもあります。
イチローが、『「壁」というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、「壁」がある時はチャンスだと思っている』と言っています。 「流石、イチロー!」「壁」は超えられる人にしかやってこない。いい言葉です。
さて、ここ2~3年程、「自分には友達がいません」と言ってくる受講生がいます(全部20代の男性)。話を聴いていると、「友達がいない」の言葉の裏には、☆「話せる人がいない」☆「話せる人が欲しい」☆「理解してくれる人が欲しい」☆「孤独を感じている」という気持ちが隠れていることが多いです。
彼らの、気持ちに寄り添いながら、最初に伝えることは、「友達がいないことはおかしなことや、悪いことではない」ということです。
私たちの中には「友達は多い方がいい」という幻想があるのですが、友達は多くいる必要はありません。本当の友達が一人いればいいのです。心をさらけ出せる友達は一人で十分。但し、困った時に頼れる人が一人もいない、ということなら、少し注意が必要です。
重要なことは、「友達をつくる」ことよりも「よい人間関係を築く力」をもっているか、「信頼される関わり方」ができるかです。
相談に来たAさんに、「友達をつくることはよいことです。今のあなたならできます。まず、職場の人間関係づくりから挑戦しましょう。」と告げました。
「コミュニケーションは発信主義、あなたが、私のところに自分から来たように、職場の皆にいつも自分から挨拶をする。困ったことや、分からないことがあれば、自分からためらうことなく聴きに行く。「報告・連絡・相談」を自分からためらうことなく行う。
お世話になった時は、自分からためらうことなく感謝の言葉を伝える。仕事の失敗は、自分からためらうことなく謝罪をする。この基本ができていれば、安心できる人間関係や、信頼関係が必ずできます。その過程でお友達が自然にできてきます。
「この人と友達になりたい」と思う人がいたら、秘訣を教えます。相手のいいところをほめる、少なくとも3回、同じところをほめる。その人は必ず、あなたとお友達になろうとします。と、オマケのアドアイスもしました。
彼は笑顔で「やってみます!」と言って、同期の仲間の中に走って入っていきました。
今、若葉がぴかぴか輝いていますが、柔らかい葉には害虫が付きやすいです。強い殺虫剤まくと、若葉はしおれてしまいます。強い肥料も木を枯らしてしまいます。とてもナイーブです。
子供の頃の童謡・唱歌「♪一年生になったら友達100人できるかな~♬」の歌が、頭をよぎりました。
LOVE
植田亜津子

