研修のねらい
地域に密着し、より一層の地域密着型金融の推進を強化するため、本講座では、事業性評価に基づき、事業所の成長可能性を見極めるための「現場観察のあり方」「キーパーソンとの信頼関係の構築」「セールス話法の活用」「財務資料からの提案・アドバイス」等について習得します。
<研修のポイント>
- インターバル中、課題に対し実践活動を行い、次回の研修時に成果発表と共有
- 講義・事例研究を踏まえた受講者の参加型研修
- 訪問活動における融資ニーズを捉える
- 現場活用できるロールプレイングの実践
- 財務分析力の習得と提案・アドバイス力の養成
対象者
中堅行職員
研修日数
2日間
※研修日数はご要望に合わせ、ご提案させていただきます。
研修カリキュラム
1.事業性評価に基づく渉外活動とは
(1)目利き能力・コンサル能力の向上
(2)現場において「ここを観察する」
2.地域密着型金融の推進と効果的な渉外活動への挑戦
(1)業績アップのためのセールスのステップ
(2)渉外活動のプロセス
(3)事前準備と訪問予定表の作成
(4)訪問目的の明確化
3.セールス話法を活用する
(1)話法の事前準備は出来ているか
(2)アプローチの心構え、留意点
(3)クロージングにおける反対・抵抗への克服
(4)現場情報のキャッチ
4.ロールプレイングの展開
◎次回研修までの課題
◎課題発表
5.企業の業績のつかみ方
(1)貸借対照表から安全性・健全性をチェックする
(2)損益計算書から収益性・成長性をチェックする
6.業種別企業の特徴等をつかむ
~現場のどこをチェックするか~
〇製造業 〇建設・土木業
〇小売業 〇飲食業
〇不動産業 〇介護福祉事業 等
7.ロールプレイングの展開
~事例企業のケーススタディ~
8.まとめ