暑中お見舞い申し上げます。
酷暑が続いておりますが、いかが過ごしでしょうか?
平和の祭典「第32回・夏季オリンピック東京大会」の、明るく感動的なニュースに反し、コロナ感染は収束どころか脅威的な感染拡大を続けております。皆さまどうぞご自愛くださいませ。
さて、夏の花といえば「ひまわり」。英語で「sunflower」、漢字では「向日葵」と書くように、「ひまわり」は常に太陽の動きに合わせて動いていると言われています。
「ひまわり」は太陽のように明るく、見る人に元気を与えてくれる、誰からも愛される花です。まるで皆様のように!
そんな「ひまわり」の花言葉を調べてみるとたくさんあってびっくりしました。お気に入りの言葉だけをチョイスしますと、敬愛、崇敬、憧れ、熱愛・・、あなたを幸福にする、あなたは素晴らしい・・等、ロマンチックな花言葉もあります。このような思いがある人がいたら、ひまわりの花束を贈ってはいかがでしょう!
毎日、オリンピックで自国の代表として競い合っている超人アスリート達から、勇気と感動をもらっています。表彰式では、メダルと副賞の花束「ビクトリーブーケ」が贈られています。
「ビクトリーブーケ」に使われているお花は、東日本大震災で被災した東北3県の花が使われ、震災復興や支援への感謝を世界の人に届けたいというメッセージを込め、明るい色を基調とし、それぞれの花が復興の進展を表すシンボルとなっているそうです。そのブーケの中心が「ひまわり」です。小さなブーケに大きな思いが込められています。この思いがどれだけの人々に伝わっているでしょうか? 世界中が注目している表彰式の時に、そのアナウンスがあってもよいのではないかと思います。
「ひまわり」は地上だけではなく宇宙にも咲いています!
日本の天気予報の大黒柱、気象衛星「ひまわり」です。「ひまわり」の名前は「宇宙で花開く」という願いや、天気と関わりの深い太陽のイメージを託しているとのことです。
「ひまわり」は、地上から約3万6千㎞の赤道上空。地球の自転と同じ速度で動いているため、地上からは常に静止しているように見えています。
「ひまわり」が毎日雲の様子を撮影してくれているお陰で、天気予測ができ、今日は晴れ、明日は雨等を知ることが出来るだけでなく、台風やゲリラ豪雨といった気象災害にも備えることができます。気象衛星「ひまわり」は、宇宙から私達を見守って下さっています。天気予報を聞く度に、“「ひまわり」さん!ありがとう”。
目を閉じ「ひまわり」をイメージすると、皆様にはどのような光景が浮かんできますか?
私は、青空の下に一面に拡がるひまわり畑です。・・・連想ゲームのようになりますが、一面に拡がるひまわり畑、と言えば、マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演した、1970年公開の、イタリア・フランス・ソビエト連邦・アメリカ合衆国の合作映画、「ひまわり」が思い出されます。第2次世界大戦によって引き裂かれた男女の悲しい愛の物語です。切なすぎて何度も鑑賞できる映画ではありませんが、音楽も素晴らしく、今でも曲が流れてくるだけで、胸がキュンとします。古い映画ですが名作なので、一度は観て頂きたいです。
今日は早速お花屋さんに「ひまわり」を買いに行くことにします。
「ひまわり」と一緒に、オリンピック出場を目標として、心・技・体+智 を磨き鍛え抜いてきた、努力の天才・超人アスリートたちに尊敬と感謝の気持ちを込めて声援をおくります。
来年こそは、ビール片手に賑やかに暑気払いをしたいですね。それまでは、気を抜かず感染予防の徹底です!お会い出来る日を楽しみに、酷暑とマスク生活を乗り切りましょう。
LOVE
植田亜津子