レター No.75「冬の星空」(2019年12月24日)

Dearest All my friends

I hope that your Christmas would be enjoyable and
may the essence of Christmas remain always with you.
Merry Christmas and Happy New year!
                                                                           love Santa

 

 「星落ちて 石となる夜(よ)の 寒さ哉(なり)」
 「正岡子規」の句です。解釈をするのは野暮なことですが、敢えてさせて頂きます。宇宙から隕石が、地球に落ちてくるのは稀で、殆どは、途中で蒸発してしまうのが普通です。冬の夜空は、隕石が蒸発せずに落ちてくる程寒い・・、という冬の夜の雰囲気を詠んでいるのでは・・。子規が、冬の夜空を見上げ、寒さに身震いしている様子が目に浮かびます。惹かれる句です。

 寒ければ寒い程、空気が澄み渡り、星がよく見えます。冬の夜空は明るい星が空イッパイ!
 南の空を見上げると、ぎょしゃ座の「カペラ」、ふたご座の「ポルックス」、こいぬ座の「プロキオン」、おおいぬ座の「シリウス」、オリオン座の「リゲル」、おうし座の「アルデバラン」・・この6つの星を結んで、「冬のダイアモンド」と呼びます。冬の夜空を代表する明るい星たちがその名に負けない輝きを放っています。
目をつぶると、サンタクロースが乗るトナカイのソリの鈴の音が、遠くから聞こえてくるようです。

 皆様一年間お疲れ様でした。今年が良い事づくめであった方も、私のように反省ずくめの方も、来る2020年が笑顔の多い年になりますよう健康に気を付け目標に向かって元気に参りましょう。 
 改めまして、素敵なクリスマスを、そして楽しいお正月をお過ごし下さい。

Love & Thanks
植田 亜津子

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