レター No.3「遅まきながら... ~暑中お見舞い申し上げます~」(2014年7月29日)

 “暑さリスク”の中で、明るく、元気一杯に活躍なさっている皆様にLOVE!
 敢えて、リスクと共に生きる中に情熱があります。“暑い夏、LOVE!”

 今回は、暑い夏にぴったりの、爽やかで美味しいアイスティーの作り方をご紹介します。
 お茶はもともと中国でも日本でもヨーロッパでも、最初はその薬効から飲まれるようになり、やがて嗜好品として広く愛飲されるようになりました。お茶の主な成分は皆様もご存じのように①タンニン(カテキン類) ②カフェイン ③アミノ酸で、その他ビタミン類、各種無機成分を含んでいます。
 最近お茶の成分の身体への影響について色々言われていますが、蒸し暑い今日この頃、美味しい紅茶でリフレッシュして下さい!

<☆紅茶の入れ方の基本>

1.ティーポットを使って入れます。
 ☆ティーポットはあらかじめ温めておきます。これはできるだけ高い温度のお湯で入れるためです。
2.茶葉の量はティースプーンで計ります。
 ☆茶葉の量は一杯当たり3グラム。ティースプーン軽く一杯
  (細かい葉は軽く一杯、大きめの葉は山盛り一杯)
3.沸騰した熱湯を使います。
 ☆ティーポットは予め温めておきます。温度が下がらないようにするためです。
 ☆グラグラ沸騰した熱湯をティーポットに注ぎます。
4.ティーポットの蓋をして3分程蒸らします。(紅茶を蒸らす時間は3分程度が標準)
 ☆ティーポットに熱湯を注ぐと茶葉が上下に行ったり来たりします。これを「ジャンピング」といいま
  す。紅茶が美味しく入るサインです。
  (紅茶を入れる水は水道の蛇口から汲みたての新鮮な水で湧かします)
5.カップに紅茶を注ぎます。
 ☆各カップの紅茶の量が均一になるように「廻し注ぎ」します。出来上がった紅茶は最後の一滴
  (ゴールデンドロップ)まで注ぎきります。

※1.2.3.4.は美味しい紅茶をいれるゴールデンルールです。
 紅茶は、入れ方次第で味と香りがグンと違ってきます♪

<☆アイスティーの入れ方の基本(オンザロック方式)>

 オンザロック方式とは、グラスの口のところ迄いっぱいに氷を入れ、そこに熱い紅茶を一気に注いで作るアイスティーです。

1.紅茶の基本的な作り方で2倍の濃さのホットティーを作ります。
 ☆2倍の濃さとは、茶葉の分量を2倍にするのではなく、グラスの氷が溶けることを考えて、お湯の
  分量を半分にすることです。蒸らし時間は1.5分~2分です。
2.甘味の付いたアイスティーを作る時は、ホットティーの1.5倍~2倍の甘さを加えます。
3.オンザロック方式で入れます。
 ☆氷がグラス一杯に入った状態で良く水気を切り2倍の濃さのホットティーを氷の上から静かに注
  ぎ、急激に冷やします。急激に冷やすことで紅茶の香味が逃げるのを防げて、透明感のあるアイ
  スティーが出来上がります。

  ~ 是非チャレンジしていただきたい美味しい“グレープフルーツのセパレート・テイー”~  

☆生のグレープフルーツを絞り、ジュースを作っておきます。(グレープフルーツジュースでも良い
  です)
☆オンザロック方式で作った基本アイスティーをグラス8~8.5分目位まで入れ、先に絞ってあるグレ
  ープフルーツジュースを氷に静かに当てながら静かに注ぎ入れます。比重の関係でグラスの中で
  2層に分かれます。グラス上1/4がクリーム色のグレープフルーツジュース、グラス下3/4が透明な
  紅茶、と2層に分かれます。上にミントを飾るとステキ。爽やかでロマンティックな“グレープフル
  ーツのセパレート・テイー”の出来上がり。飲む時はブレンドしてください。

※この時のアイスティーは、約2倍の甘味を付けた方がストレートティーで召し上がるよりも、一層美味しいですよ!

 「作り方を教えるだけではなく、実際に入れてよ!」・・と皆様の声が聞こえてきます!
 お飲みになりたい方は、是非、当社にお越し下さい。心を込めて紅茶で“おもてなし”致します。
 さて、暑い暑いと言っても来週は立秋です。どんない暑くても、「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますから、あと一ヶ月半だけの暑さです。
 体調管理をしっかりして、今年の夏を大いにエンジョイして下さい!!

平成26年 盛夏      
植田 亜津子 

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